不快な口臭の原因として疑われるのは、胃腸よりも、まずはお口の病気や汚れです。
口臭には2種類あります。
1. 生理的な口臭
口臭というものは、実は誰にでもあるものです。
朝起きてあくびとともに息を吐いて「あ、口が臭うな」と思うことがありますよね。でも、その後朝食を取ったり歯みがきすると気にならなくなります。これは「鼻が慣れた」のではなく、お口の中のにおい物質が食事をしたり、歯みがきをすることで減っているからです。1日の中で自然に増減するこのような口臭を、生理的な口臭といいます。一時的なものです。
2. 病的な口臭
強いにおいを持続的に発する口臭は、病的な口臭と呼ばれます。においの原因がなくならない限り存在し続けます。原因には、歯周病などのお口の病気・耳鼻咽頭の病気・胃腸肝臓などの身体の病気が考えられます。
口臭対策について
不快な病的口臭を防ぐには、歯周病などのお口の病気の治療が第一です。
歯科医院を受診して、歯の清掃を行い、あなたのお口に合った歯ブラシやフロス、歯間ブラシの使い方を教えてもらいましょう。
まずは、歯科受診が口臭対策の早道です。